病理形態解析支援
持続的なリゾフォスファチジルコリンの上昇はP2X4受容体の活性化したミクログリアの集積を伴って放射線脳壊死を促進する
京都大学 複合原子力科学研究所
近藤 夏子
チオレドキシン機能低下は幼若ラットの中脳に対称性空胞変性を引き起こす
岡山大学学術研究院 教育学域 大守 伊織
Neurobiol Dis. 2022 Nov 11;175:105921. doi: 10.1016/j.nbd.2022.105921.
Protein Kinase C delta (PKCδ) ノックアウトマウスの解析
―PKCδの欠損はマウス胎児の発育を阻害し、成体PKC ノックアウトマウスの心臓弾性線維過形成および肺炎症に関連しているー
大東文化大学 新野 由子
PLoS One. 2021 Jul 1;16(7):e0253912. doi: 10.1371/journal.pone.0253912.
細胞老化の誘導を介して大腸がんの発症を促進させ得る腸内細菌を同定
大阪大学 微生物病研究所 遺伝子生物学分野
原 英二
Nature Communications, 12: 5674, 2021年, doi: 10.1038/s41467-021-25965-x
マウスの体内で作られるビタミンCは活性酸素を除去することで生命の維持に必須であることが判明 〜ビタミンC欠乏は肺病死に至る〜
山形大学大学院医学系研究科
本間 拓二郎
難病の早期乳児てんかん性脳症のメカニズムを解明
〜 日本人に多い遺伝子型との関係が注目 〜
九州大学 生体防御医学研究所
土本 大介
JCI Insight, 5(22):e140229, 2020年, doi: 10.1172/jci.insight.140229
「過猶不及」- シナプスが作られ過ぎないようにする仕組み -
- MDGA1/2はNeuroliginとの相互作用を介してシナプス形成を抑制し、その欠失はE/Iバランスの偏移と精神神経疾患様の行動異常をもたらす -
香川大学医学部医学科 分子神経生物学
山本 融
Neuron 91, 1052-1068 DOI: 10.1016/j.neuron.2016.08.016. (2016).
Cell Rep. 21, 3637-3645 DOI: 10.1016/j.celrep.2017.11.109. (2017).
EBウイルス関連疾患の発症に至るメカニズムの一端を解明
-エプスタイン・バールウイルス感染後の骨髄における顆粒球形成の増加-
東海大学 総合医学研究所
片平 泰弘、幸谷 愛(被支援者)
筋萎縮性側索硬化症(ALS)発症の仕組みの一端を解明
-オプチニューリンの直鎖状ユビキチン鎖結合が神経炎症や細胞死を抑制する-
大阪市立大学大学院医学研究科
徳永文稔
生体内初期化はKras 依存性発がん、特に膵発がんを促進する
岐阜大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科学分野
柴田 博史
滑膜肉腫に対する標的アルファ線治療薬候補アスタチン211標識抗FZD10抗体の開発
量子科学技術研究開発機構 量子医学・医療部門放射線医学総合研究所
長谷川純崇