生理機能解析支援

脳の生後発達におけるDNA修復の役割を解明
- 能動的DNA脱メチル化おけるDNAポリメラーゼβによる
DNA2本鎖切断の抑制は海馬錐体神経細胞の発達に必要である -

大阪大学大学院生命機能研究科
菅生 紀之
J. Neurosci. 40, 9102-9027 (2020)

解説文

フォルミン蛋白質Fhod3は、マウス大脳皮質の錐体神経細胞のなかでも特定の亜集団の樹状突起の形態を制御する

宮崎大学医学部 
武谷 立

Cereb. Cortex 31:2205-2219 doi:10.1093/cercor/bhaa355 (2021).

解説文

喫煙行動に関わるゲノムが統合失調症のリスクに及ぼす影響
~喫煙開始年齢の遅さに関わるポリジェニックリスクスコアは、
統合失調症のリスクと関連する~

岐阜大学医学部附属病院 精神科 大井一高

NPJ Schizophr, 6(1):36, doi: 10.1038/s41537-020-00126-z (2020).

解説文

妊娠中に母親が食べる油(脂質)の種類が子の食嗜好に影響することを
マウスで発見
〜 新たな肥満予防法の開発に期待 〜

広島大学 大学院医系科学研究科
酒寄 信幸

Communications Biology, 3:473, 2020年, doi: 10.1038/s42003-020-01209-4

プレスリリース


マウス視床下部外側野に投射する嗅皮質領域の発見

福井大学学術研究院医学系部門 村田航志、
鹿児島大学医歯学総合研究科 奥野浩行(被支援者)、
同志社大学研究開発推進機構 眞部寛之

Sci Rep. 9(1):7132 DOI: 10.1038/s41598-019-43580-1 (2019).

解説文

内耳内有毛細胞感覚毛形成におけるTsukushi(TSK)の役割
TSKが欠損すると、BMPの発現パタンが変化し、内有毛細胞に特異的な感覚毛形成不全を来たす。

北野病院耳鼻咽喉科 三輪徹、
熊本大学医学部 宋文杰(被支援者)、
九州大学基幹教育院 太田訓正

Mol Brain 13:29 DOI: 10.1186/s13041-020-00570-z (2020).

解説文

長鎖脂肪族アルデヒド代謝障害による神経疾患発症機構の解明
—シェーグレン・ラルソン症候群モデルマウスの神経症状にミエリンの2-水酸化ガラクトシルセラミドの減少が関わる—

北海道大学大学院薬学研究院 
佐々貴之,木原章雄(被支援者)

FASEB J. 33:928–941 DOI:10.1096/fj.201800291R (2019).

解説文

自閉症マウスモデルの行動異常
-自閉症原因遺伝子Scn2aヘテロノックアウトマウスは不安・社会性・記憶の異常および過活動を示し、過活動は興奮性神経伝達亢進薬により改善する-

名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所 
山川和弘

Mol Autism, 10:15 DOI: 10.1186/s13229-019-0265-5 (2019)

解説文

ダウン症マウスモデルのモノアミン代謝・行動異常
-ダウン症マウスモデルTs1Cjeはセロトニン・ドーパミン代謝異常と過活動・社会性亢進を示す-

名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所 
山川和弘

Exp. Neurol. 293:1-12 DOI: 10.1016/j.expneurol.2017.03.009. (2017)

解説文

触覚パターン認知の神経回路演算原理を光遺伝学により解明
‐ラット大脳皮質バレル野における多点入力間相互作用の光遺伝学的研究

東京大学物性研究所
八尾 寛

Sci Rep., 9(1): 3917, 2019年. DOI: 10.1038/s41598-019-40688-2.

解説文

ヒト神経変性疾患様症状をマウスで再現
―変異型Mitofusin 2の後天的発現は、行動異常を伴う進行性の神経変性を引き起こすー

筑波大学・生命環境系  
石川 香

J. Neurosci. 39: 1588. DOI: 10.1523/JNEUROSCI.2139-18.2018. (2019)

解説文

自閉症の発症メカニズムを解明 - 治療への応用を期待

九州大学 生体防御医学研究所
中山 敬一

Nature, 537: 675-9, 2016年. DOI:10.1038/nature19357

プレスリリース

術後疼痛重症化の新たな予測マーカーとしてのレジスチンへの期待
レジスチンの遺伝子多型や術前血中濃度が開腹術後の術後疼痛と関連する

東京大学医学部附属病院
住谷昌彦

Anesthesia & Analgesia. 128(3):563-568. DOI: 10.1213/ANE.0000000000003363 (2019)

解説文

経験を記憶する新たな神経細胞集団を発見
〜睡眠中に記憶が定着する様子の観察にも成功〜

獨協医科大学 先端医科学統合研究施設
先端医科学研究センター 認知・記憶研究部門
大川宜昭

Nature Communications; 10(1): 2637. DOI:10.1038/s41467-019-10683-2.

プレスリリース

長期記憶しやすい時刻の発見とその脳内の仕組み
―長期記憶の日周変化はSCOPを介して制御される―

東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻
清水貴美子

Nat. Commun. 7:12926 doi.org/10.1038/ncomms12926 (2016)

解説文

Revealing chiral cell motility by 3D Riesz transform-differential interference contrast microscopy and computational kinematic analysis.

新潟大学医歯学系神経生化学(医学部生化学第二) 
五十嵐 道弘

Nat Commun. 2017 Dec 19;8(1):2194. DOI: 10.1038/s41467-017-02193-w.

解説文