2025年度 AdAMS成果発表会 開催報告
| 実行委員長 山﨑 聡 東京大学医科学研究所 |
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開催報告
2025年度AdAMS成果発表会は、2026年2月19日・20日の両日、琵琶湖ホテルにて開催し、118名が参加しました。基調講演・特別講演に続き、各成果ワークショップ、口頭・ポスター発表を通して、モデル動物研究の最前線が提示されました。いずれの発表においても質疑応答は極めて活発で、予定時間を超えて議論が続く場面も多く、若手研究者から指導的立場の研究者までが立場を越えて意見を交わしました。今年度はランチョンセミナーの新設やポスター賞の全員投票制を導入し、参加者主体の運営を実現しました。研究成果の共有にとどまらず、新たな連携と発想を生む、熱量あふれる成果発表会となりました。
開催概要
| 開催日時 | 2026年2月19日、20日 |
|---|---|
| 会場 | 琵琶湖ホテル(滋賀県大津市浜町2-40) https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/ |
| 参加人数 | 118名(男性:88名、女性30名)(事務局員2名除く) |
プログラム
基調講演
豊國 伸哉(名古屋大学 大学院医学系研究科 生体反応病理学・分子病理診断学)
演題:鉄が語る発がん機構:動物モデルから創る普遍的がん理論
![]() 豊國 伸哉先生(名古屋大学 大学院) |
特別講演
【特別講演1】
伊川 正人(大阪大学微生物病研究所/東京大学医科学研究所附属システム疾患モデル研究センター)
演題:遺伝子改変マウスを用いた精子形成・受精の理解
【特別講演2】
妹尾 浩(京都大学大学院医学研究科 消化器内科学)
演題:マウスモデルで考える消化器がんの自然史
![]() 伊川 正人先生(大阪大学微生物病研究所/東京大学医科学研究所附属システム疾患モデル研究センター) |
![]() 妹尾 浩先生(京都大学 大学院) |
モデル動物作製成果WS
【モデル動物作製成果WS1】
魏 范研(東北大学加齢医学研究所)
演題:モデルマウスを用いた新規RNA代謝経路の発見と疾患発症機構の解明
【モデル動物作製成果WS2】
野田 大地(熊本大学 生命資源研究・支援センター 生殖機能学分野)
演題:精子が子宮から卵管へと移行するための分子メカニズムの解明
【モデル動物作製成果WS3】
崔 翼龍(兵庫医科大学 医学部/理化学研究所 生命医科学研究センター)
演題:遺伝子改変動物を活用したプラセボ効果の神経生物学基盤の解明
![]() 魏 范研先生(東北大学加齢医学研究所) |
![]() 野田 大地先生(熊本大学 生命資源研究・支援センター) |
![]() 崔 翼龍先生(兵庫医科大学/理化学研究所 生命医科学研究センター) |
![]() 座長:八尾 良司先生(モデル動物作製支援・班長/がん研究会) |
病理形態解析成果WS
【病理形態解析成果WS1】
財賀 大行(国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所 ワクチン開発研究センター/ハンセン病研究センター)
演題:転写因子MafBによる免疫抑制のメリットとデメリット
【病理形態解析成果WS2】
山嵜 博未(大阪大学 大学院医学系研究科 がん病理学教室)
演題:造血におけるセレノプロテインの多面的役割: 幹細胞維持から成熟血球分化に至るレドックス制御
【病理形態解析成果WS3】
楠 由希奈(大阪公立大学大学院 医学研究科 病態生理学)
演題:空間トランスクリプトーム解析を用いた潰瘍性大腸炎関連癌マウスモデルの発癌過程における微小環境相互作用の解析
![]() 財賀 大行先生 (国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所 ワクチン開発研究センター/ハンセン病研究センター) |
![]() 山嵜 博未先生 (大阪大学 大学院) |
![]() 楠 由希奈先生 (大阪公立大学 大学院) |
![]() 座長:豊國 伸哉先生(病理形態解析支援・班長/名古屋大学 大学院医学系研究科) |
生理機能解析WS
【生理機能解析WS1】
李 佐知子(名古屋大学大学院 医学系研究科 総合保健学専攻)
演題:虚血性脳梗塞マウスにおける延髄網様体腹側核(MdV)と痙縮との関連
【生理機能解析WS2】
上田(石原) 奈津実(東邦大学 理学部 生物分子科学科)
演題:記憶固定化の細胞基盤:刺激依存的滑面小胞体ダイナミクスと機能 -
![]() 李 佐知子先生 (名古屋大学大学院) |
![]() 上田(石原) 奈津実先生 (東邦大学) |
![]() 座長:池田 和隆先生(生理機能解析支援・班長/国立精神・神経医療研究センター) |
分子プロファイリングWS
【分子プロファイリングWS1】
岡田 太(鳥取大学 医学部 実験病理学分野)
演題:肝転移の予防に実効する既存薬ルキソリチニブの同定
【分子プロファイリングWS2】
伊藤 寛晃(東京大学大学院 薬学系研究科)
演題:全合成と構造多様化に基づく抗がん活性ペプチド系天然物の機能解析
【分子プロファイリングWS3】
砂田 成章(順天堂大学 健康総合科学先端研究機構/大学院医学研究科臨床腫瘍学)
演題:DNA損傷応答を軸とした表現型解析による新たながん創薬シーズの発掘
![]() 岡田 太先生 (鳥取大学) |
![]() 伊藤 寛晃先生 (東京大学大学院) |
![]() 砂田 成章先生 (順天堂大学 健康総合科学先端研究機構/大学院) |
![]() 座長:旦 慎吾先生(分子プロファイリング支援・班長/がん研究会) |
ランチョンセミナー
【ランチョンセミナー1】
小沢 学(東京大学医科学研究所)
マウス遺伝子を"ヒト遺伝子全長"に置き換える ―汎用的遺伝子全長ヒト化技術「TECHNO」の開発―
【ランチョンセミナー2】
昆 俊亮(東京理科大学 生命医科学研究所)
演題:がん細胞のリンパ管侵襲機構の解明
![]() 小沢 学先生 (東京大学医科学研究所) |
![]() 昆 俊亮先生 (東京理科大学 生命医科学研究所) |
![]() 座長:大西 伸幸先生 (昭和医科大学/慶應義塾大学) |
【一般発表】
口頭発表(12課題)
ポスター発表(44課題)
【表彰】
●優秀口演賞(1名)
村田 知弥(むらた かずや)岐阜大学 高等研究院 COMIT
●優秀ポスター賞(3名)(五十音順)
鈴木 涼介(すずき りょうすけ)甲南大学大学院 フロンティアサイエンス研究科
滝澤 叡弘(たきざわ さとひろ)早稲田大学 先進理工学研究科
近間 皓好(ちかま ここの)大阪大学 医学部 保健学科

左から、鈴木 涼介さん、滝澤 叡弘さん、武川研究支援代表、村田 知弥さん、近間 皓好さん
当日の様子
![]() 実行委員長 山﨑 聡(東京大学医科学研究所) |
![]() 研究支援代表者 武川 睦寛(東京大学医科学研究所) |
![]() 総括支援担当 清宮啓之(がん研究会) |
口演発表
ポスター発表
サポートスタッフの皆さん
後列左より、菊池さん、田口先生、伊澤先生、青柳さん、事務局(矢野、齊藤)
前列左より、全先生、山﨑先生、大保さん、高橋さん









































