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分子プロファイリング支援

がん細胞自身が分泌する因子を介した食道扁平上皮がんの進展メカニズムを解明
- 食道扁平上皮がんの新規治療法開発へ前進 -

北海道大学大学院医学研究院 分子病理学教室
谷口 浩二

Molecular Cancer Research, 18(12):1876-1888. doi: 10.1158/1541-7786.MCR-20-0186

プレスリリース

※本稿はモデル動物作製支援の論文解説文ページにも掲載されています。

グアニン四重鎖の細胞内可視化プローブ開発

東京農工大学
安田瑞穂・馬 悦・寺 正行・長澤和夫(被支援者)

Chem. Commun. 2020, 56, 12905-12908. DOI:10.1039/D0CC04957C

解説文

Hippoがん抑制経路の活性化を伴う新規がん促進機構の発見
-転写共役因子VGLL3はHippo経路の活性化を介して細胞増殖を促進する-

千葉大学大学院薬学研究院 
山口 憲孝

J. Biol. Chem. 295: 8798-8807 doi.org/10.1074/jbc.RA120.012781 (2020)

解説文

細胞分裂終了時における染色体パッセンジャー複合体の不活化に対する
APC/CCdh1ユビキチンリガーゼ複合体の役割

徳島大学大学院医歯薬学研究部 口腔生命科学分野 
工藤 保誠

Journal of Cell Science, 133(18):jcs251314, 2020年, doi: 10.1242/jcs.251314

解説文

トポイソメラーゼ阻害活性を有する海洋天然物lamellarin N (LamN) の化学修飾による耐性EGFR T790M/C797S阻害薬の創製

岩手医科大学 薬学部 西谷直之
長崎大学環境保全センター 福田勉(被支援者)

Cancer Sci. 112: 1963-1974, DOI: 10.1111/cas.14839. (2021)

解説文

進行前立腺がんの新しい治療薬を開発

金沢大学がん進展制御研究所 
髙橋 智聡

Oncogene, 39: 5690-5707, 2020, doi: 10.1038/s41388-020-1381-6

解説文

核内RNA分解による細菌感染応答
―サルモネラ感染時において核内RNA分解機構を介して免疫応答を引き起こす

千葉大学 大学院薬学研究院 
今村 亮俊

EMBO Journal, 37(13) DOI: 10.15252/embj.201797723 (2018)

解説文

ヒト幹細胞メモリー様CAR-T細胞の創出における、NOTCH-FOXM1経路の役割

慶應義塾大学医学部微生物学免疫学教室 
竹馬俊介

Cancer Res, 80: 471-483 Doi: 10.1158/0008-5472.CAN-19-1196. (2020)

解説文

がんの骨転移の新たなメカニズムの解明
〜がん細胞由来分泌型マイクロRNAが造骨型骨転移を誘導する〜

東京医科歯科大学医学部附属病院 がん先端治療部
佐藤信吾

Proc Natl Acad Sci U S A. 115(9):2204-2209 DOI: 10.1073/pnas.1717363115 (2018)

プレスリリース

piRNA生合成機構「ピンポン経路」の解析に有用なショウジョウバエ培養細胞株の作出

東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 
塩見美喜子

Genes Dev. 30: 1617-1622 DOI: 10.1101/gad.283929.116. (2016)

解説文

抗腫瘍性天然物サフラマイシン群の化学−酵素ハイブリッド迅速全合成

東京大学大学院理学系研究科化学専攻 
谷藤涼、大栗博毅(被支援者)

J. Am. Chem. Soc. 140:10705. DOI: 10.1021/jacs.8b07161 (2018)

解説文

治療抵抗性骨肉腫への新規分化転換治療法の開発
-ROCKの阻害は、化学療法抵抗性の骨肉腫細胞に脂肪への最終分化を誘導し、腫瘍形成を抑制する-

星薬科大学薬学部病態生理学研究室
清水孝恒

Cancer. Res. 79: 3088-3099. DOI: 10.1158/0008-5472.CAN-18-2693 (2019).

解説文

がん生き残りの代謝戦略としてのチミジン異化

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
河原康一(被支援者)、古川龍彦

Cell Rep. 19(7):1313. DOI: 10.1016/j.celrep.2017.04.061. (2017)

解説文

抗がんペプチド系天然物ヤクアミドBの作用機構解明

東京大学大学院薬学系研究科
伊藤寛晃

J. Am. Chem. Soc. 140, 12189-12199 DOI: 10.1021/jacs.8b07339 (2018).

解説文

化合物と結合する標的タンパク質の網羅的解析法を構築
-結合によるタンパク質の熱安定性変化に注目-

国立研究開発法人理化学研究所 環境資源科学研究センター
室井 誠

Cell Chemical Biology,27(2):186-196.e4,2020年. DOI:10.1016/j.chembiol.2019.11.010

プレスリリース

植物由来抗がん剤の仕組み
-標的タンパク質にRNA配列特異性を与える小分子化合物-

理化学研究所 RNAシステム生化学研究室
岩崎信太郎

Mol. Cell,73: 738-748,2019年. DOI:10.1016/j.molcel.2018.11.026

プレスリリース

EGFR変異陽性肺がんに対する新規耐性克服療法の発見
- Brigatinibと抗EGFR抗体併用療法により、EGFR変異陽性肺がんのオシメルチニブ耐性を克服する-

(公財)がん研究会 がん化学療法センター 
片山量平

Nature Communications, 8: 14768,(2017) DOI:10.1038/ncomms14768

プレスリリース

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